無印良品とホンダが共同開発した電動自転車「MS01」が中国で話題に、1度の充電で65キロ走行可能

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生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画とホンダが共同開発した電動自転車が中国で16日に発売され、話題を呼んでいる。1度の充電で65キロ走行可能で最高速度は時速25キロ。自転車大国の中国では近年、運転免許不要でペダルをこがずに自走できる電動自転車が急速に普及しており、日本を代表する企業がお互いのブランド力を生かした異業種連携で巨大市場に挑む。

商品名は「MS01」。良品計画がデザインを担当し、車体はホンダの中国での自動二輪車生産・販売合弁会社「新大洲本田摩托有限公司(新大洲ホンダ)」が開発・製造した。

販売価格は4980元(約10万円)。17インチのチューブレスタイヤを使った車体にペダルは付いているが、こがずに電気で自走できる400ワットのモーターと48ボルトのリチウム電池を搭載。LEDヘッドライトと液晶ディスプレー付きで白と黒の2種類がある。

シンプルなデザインが特徴の「無印良品」は中国の若い世代に人気。MS01も無駄な装飾を排し、人間工学に基づいた実用性重視の車体が特徴だ。新大洲ホンダの二輪車専門店の一部やオンラインで販売し、中国にある無印良品28店舗でも展示している。

本田技研工業(中国)投資有限公司によると、年間5千台の販売を計画。現時点での販売台数は「大変ご好評をいただいています」と担当者。中国メディアで紹介され、交流サイト(SNS)でも話題を集めている。中国市場向けのため、現時点では中国以外での販売予定はないという。

中国自転車協会や工業・情報化省によると、国内の電動自転車保有台数は計3億台近くに上り、2021年の販売台数だけで3400万台に達した。19年に電動自転車の新たな安全基準が施行され、買い替え需要が高まっている。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/958664/

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Source: バイク速報

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