バイクでETCすり抜け90回、愛知県警の警部補を懲戒処分

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愛知県警に勤務する50代の警部補が2年間でおよそ90回にわたり、高速道路のETC出口を料金を払わずにバイクですり抜けていたことが分かり警察は警部補を書類送検するとともに懲戒処分にしました。警部補は依願退職しました。

書類送検されたのは中村警察署の刑事課に勤務する56歳の男性の警部補です。警察によりますと、警部補は高速道路のETC出口を料金を払わずにバイクですり抜けていたとして道路整備特別措置法違反などの疑いがもたれています。

ことし3月、中日本高速道路株式会社から「ETCの料金を支払わずに通過し続けているバイクがいる」と通報を受けて警察が捜査した結果警部補だと判明したということです。

警部補はおよそ2年間にすり抜け行為を88回繰り返しおよそ10万円分の通行料金の支払いを免れていたということです。

また、ナンバープレートを曲げて料金所の係員から見えないようにしていたということです。

警察の調べに対し「ツーリングやキャンプに行っていた。通行料を浮かせたかった」などと話し、容疑を認めているということです。

警部補は29日付で停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。

愛知県警察本部の林昌彦首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で深くお詫び申し上げます。指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。


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Source: バイク速報

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