月極駐車場の「極」は「町全体で契約する」の意味。月極グループではない

1: 2022/08/19(金) 16:45:51.84 ID:y+O44Mny0● BE:886559449-PLT(22000)

なぜ「駐車場」だけ「月極」という言葉を使うのか? 「つきぎめ」が他業種で用いられない理由とは

クルマを保有している人には馴染み深い「月極駐車場」。
 
 しかし、よく考えてみると、駐車場以外では「月極」という言葉を見掛けることはほとんどありません。
 
 いったい「月極」にはどのような意味があり、なぜ駐車場に対して用いられるようになったのでしょうか。

 自宅に駐車スペースがあれば問題ありませんが、そうでない場合には近隣の駐車場を契約することになります。
この際に利用することになるのがいわゆる「月極駐車場」です。

 しかし、現代において「月極」という文字は「駐車場」以外と組み合わされることはほとんどありません。

 逆にいえば、駐車場に関しては、ほぼ日本全国で「月極」の文字を見掛けることができます。

 そのため、全国で駐車場をチェーン展開する「月極(げっきょく)グループ」が存在するのではないかという、
勘違いもしばしば生まれるほどです。

 いったいなぜ、駐車場に限って「月極」という言葉を使うようになったのでしょうか。

 まず「月極」という文字を分解してみることにしましょう。「月」はいうまでもなく1か月を表していますが「極」は少々難解です。

「極」は通常、「極める(きわめる)」という形で用いられ、物事がこれ以上ないところまで達することを意味します。

 しかし、「極」には「極める(きめる)」という訓読みも存在し、「決める」とほぼ同等の意味を持ちます。
つまり「月極」の「極」はこちらの意味で用いられていることがわかります。

 では、なぜ「月決め」ではないのでしょうか。

 講談社『江戸語大辞典』によれば、文化8年(1811年)の時点で、現代とほぼ同じ意味での
「月極」という言葉が用いられていたといいます。

 ただ、当時の意味合いでは「決める」に比べて「極める」のほうが「町民全体で決定する」や「契約する」
というニュアンスが強く、より重みのあるものだったようです。

 月極駐車場の契約は、いうまでもなく民法上の「契約」に該当する行為です。

 そのため、古くから存在する「月極」という表現を用
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https://news.yahoo.co.jp/articles/1304c5a11d6dbdacc832ed58ca2a18a61a9f1fea



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Source: 乗り物速報

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