ガソリン価格はなぜ県で違うのか

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都道府県によりガソリン価格が異なるのはなぜか。

石油情報センター(東京)によると、ガソリンの小売価格は、①沿岸部にある製油所からの距離で輸送・人件費が異なる②店舗間で競争原理が働く-ことによって、差が出てくるという。

このため、全国的には離島や山間地の多い九州地方で軒並み高く、東日本でも長野県のほか、山形県も全国7位の高水準に。長野県へガソリンを運ぶ際は、中京圏の製油所からまず列車で松本市の二次基地へ運ぶなどし、タンクローリーに積み替えて運ぶという。

長野県くらし安全・消費生活課の工藤創主任は「内陸県のため輸送費が上がることに加え、大都市圏より取扱量が少ないため単価も上がる。山間地の小規模スタンドはなおさらで、どうしても県全体の平均価格は高くなる」と説明する。

一方で、ガソリン価格は市場原理に委ねられているため、競争が激しい都市部などでは小売価格も下がる傾向にある。同センターは「宮城、岩手、青森3県が全国でも最安値なのは、仙台の製油所に近い上、激しい競争があるためと考えられる」と分析する。

https://www.sankei.com/article/20221205-FN4USXGQOZNY3OKUFY6V7OJ2TI/


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Source: バイク速報

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