◆「走行距離課税」に強い反発 「モーター出力課税」浮上
そんななか、浮上したのが 「走行距離に応じて」課税するやり方だ。
走れば走った分だけ税金をかける方法について、10月の政府の税制調査会で、ある委員から「真剣に考える時期にある」との意見が示された。
これに対し、自動車業界などからは「車が必需品で、走行距離が長い地方に住んでいる人の負担が増す」などと反発の声が相次ぎ、岸田首相は「政府として具体的に検討しているわけではないが、議論については注視していきたい」と述べている。
走行距離課税の導入の是非は、今後の宿題になりそうだが、自動車に関する税金を所管する2つの省のうち、地方分を受け持つ総務省は、「EVへの新たな課税方法として、モーターの出力に応じて税金をかけるという考え方もある」としている。
車を持っているときの自動車税「種別割」は、総排気量に応じて税金がかかるしくみだが、排気のないEVは最低税率となっていて、このやり方を改めて、EVへの課税を強化したい考えだ。
https://www.fnn.jp/articles/-/457080
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Source: バイク速報