時速194km死亡事故 危険運転への訴因変更、大分地裁が認める

1:蚤の市 ★:2022/12/20(火) 22:07:17.58

大分市で2021年2月、当時19歳の元少年(21)の運転する車が法定速度の3倍超となる時速194キロで対向車と衝突し、対向車を運転していた会社員、小柳憲さん(当時50歳)=大分市=が死亡した事件で、大分地裁は20日、元少年に対する自動車運転処罰法違反(危険運転致死)への訴因変更を認めた。元少年は同法違反(過失運転致死)で起訴されていたが、遺族が危険運転の適用を要望。大分地検が1日、訴因変更を地裁に請求していた。

 起訴状などによると、元少年は21年2月9日午後11時ごろ、大分市の法定速度60キロの県道で、乗用車を制御困難な時速194キロで運転。対向車線からの右折を妨害しようと、重大な危険を生じさせる速度で交差点に進入し、右折しようとしていた小柳さん運転の乗用車に著しく接近して車を衝突させ、小柳さんを死亡させたとされる。事故で元少年も重傷を負った。

 元少年は21年4月、大分県警に危険運転致死容疑で書類送検され、地検が5月に大分家裁へ送致。家裁は同月、検察官送致(逆送)を決定し、地検は22年7月に過失運転致死罪で在宅起訴していた。加藤良一次席検事は「公判で適正な判断が得られるよう、立証に努めたい」と述べた。

 小柳さんの遺族は10月、危険運転の適用を求める署名2万8406筆を地検に提出していた。小柳さんの姉は「いよいよスタートラインに立て、感謝している。これからも弟のため、力の限り戦っていきたい」とのコメントを出した。

 地検はこの日、18、19歳を「特定少年」と位置づけた改正少年法に基づき、元少年の氏名を公表した。【井土映美】

おことわり
 起訴された特定少年について、毎日新聞は個別事件ごとに実名か匿名かを判断します。事件の性質や更生を重視する少年法の理念を踏まえ、現時点では匿名とします。

毎日新聞 2022/12/20 20:14(最終更新 12/20 20:19)
https://mainichi.jp/articles/20221220/k00/00m/040/259000c

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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

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