【千葉県警】自宅で缶ビール10本を…飲酒運転の巡査を免職　死亡事故の巡査部長は停職、速度は大幅超過

　千葉県警は23日、酒気帯び運転をしたとして、現行犯逮捕された千葉北署地域課自動車警ら係の男性巡査（53）を懲戒免職処分とした。5月に鎌ケ谷市内の県道で高齢女性をはねて●亡させたとして、自動車運転処罰法違反（過失致●）容疑で送検された行徳署刑事課の男性巡査部長（31）も停職3カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日依願退職した。

　県警監察官室によると、巡査は11月20日の昼から午後7時すぎまで、自宅で500ミリリットルの缶ビール計10本を飲んだ。その約1時間後、酒と食料を買うために自宅から運転して買い物に行き、帰宅途中に物損事故を起こした。捜査の結果、常習的な飲酒運転はなかったとしている。

　巡査は「警察官として取り返しのつかない事をしてしまい、何も弁明できない」と話した。巡査には罰金50万円の略式命令が出て納付している。

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