世界一複雑な高速道路「首都高」の正しい走り方

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首都高速道路、いわゆる「首都高」での運転は、ベテランドライバーであっても、緊張するという人が多いと思う。カーブや分流、合流が多いため、ちょっと見落とすと目的地が遠ざかるというだけでなく、急に前が詰まったりするため、ほんの少しの油断が、事故につながってしまう可能性がある。

渋滞の発生しやすい場所や分流、合流のある場所では、道路標識や看板などで注意を呼びかけてはいるが、やはり、交通事故が多発しやすい「魔のポイント」はある。首都高速道路が公開している、首都高の要注意ポイントをご紹介しよう。

まずご紹介したいのは、首都高4号線下り、西新宿ジャンクション付近の、坂道を下りながら左に曲がるコーナーのポイントだ。下り坂のためスピードがのりやすく、またコーナーのRもきついので、目の前に側壁が迫ってくる感覚に陥って急ブレーキをかけるドライバーも多いため、十分に車間距離をとっていないと、追突事故になりかねない。このような下り坂のきついコーナーでは、慌ててブレーキをかけて後続車を混乱させないよう、早めの減速と十分な車間距離が何よりも重要だ。

首都高4号線下りにある西新宿ジャンクション付近。下り坂のためスピードがのりやすく、またコーナーのRもきついので、目の前に側壁が迫ってくる感覚に陥って、急ブレーキをかけるドライバーもいる

日本の大動脈ともいえる東名高速道路と首都高速をつなぐ、用賀料金所。渋滞が起きやすいポイントとして有名なポイントだが、用賀料金所を通過した直後、本線を走ってきたクルマと、用賀料金所の手間から合流してきたクルマ、そして休憩所から出てきたクルマが、本線2車線へと一気に合流する。

しかも、本線の右車線側は、本線の追い越し車線を走るクルマがそのまま直進するため、左車線側へ、2重3重の激しい合流が行われる。筆者もよく通過するが、ここではひと際、気を引き締めている。周囲のドライバーと空気を読み合いながら、タイミングよくジッパー合流できないと、交通の妨げとなってしまいかねない。

https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/5fd598ad5eb0a2be213a3cca7d4e3b2173561487/


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Source: バイク速報

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