テスラ1~3月販売36%増、値下げ効果 伸び鈍化に歯止め

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1:蚤の市 ★:2023/04/03(月) 08:10:19.06

【ニューヨーク=堀田隆文】米テスラが2日発表した2023年1~3月の電気自動車(EV)の世界販売台数(速報値)は前年同期比36%増の42万2875台だった。米国や中国での値下げが功を奏し、22年10~12月の31%増と比べて伸び率は5ポイント上昇した。販売台数の増加ペースの鈍化に歯止めをかけた格好だ。

同日発表した23年1~3月の世界生産台数は44%増の44万808台だった。小型車「モデル3」と小型多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」の販売があわせて40%増の41万2180台となり、全体をけん引した。一方、高級セダン「モデルS」と高級SUV「モデルX」は1万695台と27%減った。

テスラは22年10~12月に世界で40万台超のEVを売ったが、前年同期比の伸び率は31%となり、同7~9月(42%増)から大幅に低下した。販売の増加ペースの鈍化が懸念されるなか、23年1月に入って中国で追加値下げに動いたほか、米国で一斉にEVの価格を引き下げた。これら価格引き下げの効果で販売台数が拡大するか、23年1~3月の動向が注目されていた。

前年同期比の伸び率が上昇に転じ、一定の効果が確認されたかたちだ。米ウェドブッシュ証券は「モデルYとモデル3の値下げは、大きな実益をもたらしている。マクロ経済の不透明さにもかかわらず、需要は非常に堅調なようだ」と2日のリポートに記した。ただ、1~3月の販売台数はファクトセットによる市場の事前予想(43万2000台)は下回った。

日本経済新聞 2023年4月3日 5:04
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN311QG0R30C23A3000000/

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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

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