二輪4社が水素エンジン共同研究へ カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハ連携

1: 2023/05/18(木) 08:38:01.33 ID:q6IECAyS

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記者会見で写真撮影に応じる二輪メーカー4社の幹部ら=17日、東京都千代田区(今仲信博撮影)

カワサキモータース、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機の二輪メーカー4社は17日、バイクなどに搭載する水素エンジンの共同研究を行うと発表した。6月に基礎研究を目的とした研究組織を設立する。燃焼が不安定になりやすいなど水素エンジンの実用化には課題もあり、競合他社が連携することによって早期の実用化を目指す。

研究組織は「水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合」で、経済産業省から設立に向けた認可を取得した。水素エンジンはバイクやフォークリフト、小型漁船、ドローンなどへの活用を想定。正組合員の4社のほか、トヨタ自動車と川崎重工業も特別組合員として参画し、海外メーカーなどへの参加も呼びかけるという。

脱炭素に向けて水素エンジンは注目されているが、燃焼が不安定なことに加え、バイクなどの小型モビリティー(乗り物)で利用する際は燃料搭載スペースが狭く、航続距離に影響するなど技術的な課題がある。研究組織では各社の培った知見や技術を結集し、ワーキンググループを設けるなどして基礎研究を進めるとしている。

東京都内で開かれた記者会見で、ヤマハ発動機の日高祥博社長は「エンジンは日本製二輪車の大きなストロングポイント。水素は先人たちが時間をかけて磨いてきた強みを生かせる研究領域だと考えている。次の世代にもつないでいく使命感を持ちながら、活動に取り組んでいく」と述べた。

https://www.sankei.com/article/20230517-MQBFSVAE2JOLFN7HP4GJM2WWX4/



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Source: 乗り物速報

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