世界遺産「富岡製糸場」、入場者がピークの4分の1に

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富岡製糸場(群馬県富岡市)や田島弥平旧宅(同県伊勢崎市)などの4資産が「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録されてから、25日で9年となった。コロナ禍で激減した入場者数は回復傾向にあるが、4資産を抱える自治体は、活用と保存をどう両立させるか、模索を続けている。

富岡製糸場は2022年度の入場者数が31万4583人だった。フィーバーに沸いた14年度(133万7720人)の4分の1ほどだったが、コロナ禍前の19年度(44万2840人)と比べると、7割まで戻った。市の富岡製糸場課は「回復の兆しが見えてきた」と手応えを口にする。

入場料収入は運営や保存に不可欠で、入場者数の増減は死活問題だ。年間運営費約6億円は入場料と国や県の補助金などで賄っているほか、保存・整備に充てる基金も入場料の一部を原資とする。

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230625-OYT1T50204/


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Source: バイク速報

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