中古車販売大手ビッグモーターの保険金不正請求問題をめぐり、損害保険大手は契約者専用の問い合わせ窓口を開設するなど対応を急いでいます。
三井住友海上はおととい専用の窓口を設置しました。ビッグモーターで車を修理した契約者などから1日平均20件~30件の問い合わせがあるということです。
専用窓口について、東京海上日動は「開設を予定」、損保ジャパンは「設置を検討中」としています。
損保ジャパンをめぐっては出向者を通じて不正の疑いを把握しながら、保険金の水増し請求を防げなかったとして批判が強まる中、きのう設置された社外調査員会の委員長に元東京地検特捜部の山口幹生弁護士が就任したことがわかりました。
また、きのう付けで引責辞任したビッグモーターの兼重宏一前副社長が過去に損保ジャパンの前身の損保大手に在籍していたことも新たにわかりました。
社外の調査委員会は、損保ジャパン側が不正を把握していたかに加えて、兼重前副社長との関係を含めて、損保ジャパンとビッグモーターのこれまでの関係性についても調べるとみられます。
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Source: バイク速報