ビッグモーター、上司が部下に飲酒運転を強要していた事実が判明

12

ビッグモーターの下請け業者につとめていたAさんは、信じられない光景を何度も目撃したという。Aさんがこう振り返る。

「コロナ禍で飲み会や宴会などが最も厳しく自粛されていたころの話です。宴会なんてとんでもない、というムードの時期に、『店の忘年会を開くから』と参加することになりました。会が始まると、上司が部下へお酒を強要して、ベロベロになるまで飲ませていました。


驚いたのは忘年会が終わって帰るときのことです。上司のB氏は部下にあたる社員Cさんに飲酒運転になることがわかっていて自宅まで送らせていたんですよ。コンプライアンス皆無の会社ということは日ごろからわかっていましたが、絶対やってはいけない、やらせてはいけない行為です。B氏は迷いなく酩酊状態のCさんに自宅まで送らせることを命じていました。しかも、そのことを誰も止められないんですよ。上下関係の厳しい体育会系の会社ですからね。上が言ったことには絶対に従わなければなりませんでした」

その後、飲酒運転を強いられたCさんは退職を決意。会社にこの件を通告したという。

一般の会社では、飲酒運転が見つかった場合は即退社になるケースもある。しかし、「国のルールより会社のルール」が重視されるビッグモーターでは、そんな常識は通用しなかった。CさんがB氏の不祥事を会社に通告しても、営業成績が良かったB氏に厳しい処分が下らなかったという。ただ、その後Cさんに対して飲酒運転を強要した場面とは別のところでもB氏自身の飲酒運転が発覚。さらに、女子社員の体を触るなどのセクハラ問題も露見し、本部がようやくB氏に降格や異動を命じたという。

ちなみにこのB氏はその後、退社したものの、独立して中古車販売業を続けている。その会社にはビッグモーターの元社員が20人ほど集まっている。

https://friday.kodansha.co.jp/article/329299?page=1


続きを読む
Source: バイク速報

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク