「ツール・ド・北海道」死亡事故受け来年の開催を断念へ…規制中に走行の車を警備員がスルーなど問題相次ぎ

1:ばーど ★:2023/10/11(水) 09:49:13.54

国内最大規模の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」の死亡事故は、発生から1か月余り…主催する協会は、事故の検証、対応がすすまず、安全対策などに時間を要するとして、来年の開催を断念する見通しであることがわかりました。

 大会を主催、運営する公益財団法人「ツール・ド・北海道協会」によりますと、来年の大会の実施については、例年通り、春にUCI=国際自転車競技連合への申請を終えています。

 しかし、死亡事故の発生で、UCIの審査を通らず、国際大会と認定されない見通しの上、事故の検証、対応がすすまず、安全対策に時間を要し、自治体との調整なども難しいと判断、来年の開催を断念せざるを得ない方向だということです。

 事故発生は、9月8日午前11時37分ごろ…上富良野町の道道のコースで、レース中の中央大学の4年生、五十嵐洸太(いからし・こうた)選手21歳が反対車線の乗用車と正面衝突し、死亡しました。

 この事故を受け、今年の大会は、3日間(9月8~10日)の全日程が中止…事故による中止は、37回目の大会史上、初めてでした。

 警察によりますと、現場はカーブが連続する片側1車線の山間路で、自転車の走行車線を警察が公式に規制、事故車両が走行の反対車線を協会側が警備、規制していました。

 協会は、現場のコースについて「監督会議などで反対車線への自転車のはみ出しを禁止していた上、反対車線は車両の通行を規制していた」と説明。

 現場のコースの通行規制は、午前10時40分~午前11時45分…警察の調べで、事故は、この規制の時間内に発生していたことが特定されています。

・警察への通報 午前11時51分
・消防への通報 午前11時43分
・事故発生 午前11時37分

 また、協会の調査で、事故発生現場は、スタートから71.5キロの地点、その1.7キロ手前のポイントで、五十嵐選手は、先頭から4分49秒遅れていたことなどもわかりました。

 事故車両を運転の63歳の男性は、警察に対し「(コース内にある)吹上温泉に向かうため、規制前だったので、そのまま通行した。現場近くの駐車場で、レースを見た」などと話しているということです。

 9月19日に初めて開いた記者会見で、協会は、事故車両がコースに入った時間などについて「調査中」をくり返しましたが、その後の取材に対しては「規制後に入ってきたとは、ちょっと考えづらい」とする見解を示しました。

 これに対し、協会の説明に疑問を抱き、憤る選手からの情報提供で取材をすすめると、事故車両とは別の車も通行規制中のコースを走行していたことがわかりました。

 その車は、車窓からの風景などを撮るカメラを載せていて(ドライブレコーダーとは別)、映像を検証すると、協会側の警備などが“ずさん”と言わざるを得ない実態が明らかになりました。

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以下全文はソース先で

北海道文化放送 2023年10月11日(水) 08:02
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/770344?display=1

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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

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