車が「線路」を約480m走行　80代女性が誤って進入…駅も通過

17日、新潟市で撮影されたのは、ハザードランプを点滅させ、線路の上に停車している軽自動車です。警察によると、17日午後6時前、新潟市で80代の女性が運転する軽自動車が、踏切から誤って「線路」に進入しました。

目撃者
「車が入ってきた、線路に。え！と思って、びっくりした。ギギギーっていう、こすれた（音）。ホイールかなんかで。すごい音で入ってきた」

左折して線路に進入した軽自動車は、そのまま駅の前を通過し、約480メートル走ったところで動けなくなったといいます。停止した車から降りた時、動転した様子だったという80代の女性。自ら110番通報し、列車は駅の手前で緊急停止しました。

警察の調べに対し、車を運転していた女性は「踏切を越えて左折する予定だったが、踏切内でハンドルを切ってしまった」と話しているといい、線路を走行していることに気づいたものの、引き返すことができず、車を走らせ続けたということです。

この影響で、列車が約3時間半にわたって運転を見合わせました。車を運転していた80代の女性と列車の乗客乗員にけが人はいませんでした。

https://news.ntv.co.jp/category/society/c270b15669544b70b8eae723388ac4e6