「名古屋走り」の愛知、ながら運転・飲酒運転で全国ワーストに

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「名古屋走り」。無理な車線変更などを繰り返す愛知県のドライバーの運転マナーの悪さを 揶揄する言葉だ。県民の交通の規範意識やマナーの乏しさは、各種統計からも浮かび上がってくる。

日本自動車連盟(JAF)は2016年、生活する都道府県の交通マナーについてのアンケート調査を全国で実施。その結果によれば、愛知県民約5100人のうち「とても悪いと思う」「悪いと思う」と回答したのは59・3%を占め、近隣の岐阜県(22・3%)や三重県(32・4%)、東京都(20・7%)などと比べても格段に高かった。

全国の警察が21~22年に道路交通法違反で検挙した中で、愛知は、飲酒運転(2421件)と、スマートフォンの操作などをしながら運転する「ながら運転」(5万1546件)で、それぞれ全国ワーストに。横断歩行者妨害(7万6777件)や無免許運転(2542件)は全国で2番目の多さだった。特にながら運転は東京の1・6倍、大阪府の3・5倍と、愛知の突出ぶりが目立つ。

これらの違反は重大な事故に直結する。県警によると、今年は一時停止違反が原因となった死亡事故の割合が急増しており、県内の死亡事故全体に占める割合は8月末時点で9%(8件)に達し、全国平均の2%を大きく上回っている。

豊田都市交通研究所(豊田市)の山崎基浩・主幹研究員は「愛知には車が走りやすい広い道路が多いことや、渋滞が発生しやすいためドライバーがスマートフォンを触りがちになることなどが、違反の多さと関係しているのではないか」と指摘している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231109-OYT1T50106/


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Source: バイク速報

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