北海道警が自動取締装置「オービス」のダミーを初めて運用、使用済みの一斗缶を再利用した手作り

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北海道警は14日朝、速度違反の自動取締装置「オービス」のダミーを初めて運用した。使用済みの一斗缶を再利用した手作りで、見た目は実物そっくり。道警は速度抑止の「秘密兵器」として活用する考えだ。

ダミーのオービスは、道警交通指導課の大沢上毅巡査長(25)が、職場にあった消毒用アルコールの一斗缶と形が似ていることに目を付け、「模造品を作るのはどうか」と発案した。大きさは移動式とほぼ同じ、高さ25センチ、幅25センチ、奥行き40センチ。空き缶をカラースプレーで白色に塗装し、ストロボに見立てた反射材を貼り付けて再現した。実物の1台1000万円に対し、ダミーは材料費1000円で済んだという。

道警は2019年に移動式オービスを導入。22年末には老朽化で一般道の固定式オービスを全て撤去し、現在は計7台の移動式による取り締まりを実施している。ただ、道内全域をカバーするのは難しく、財政面からも容易に台数を増やせない悩みがあった。

ダミーはこの日、札幌市東区の市道に設置され、気付いたドライバーは慌てて速度を落としていた。同課の増田紘太郎課長は「ゆくゆくはダミーを増やしていき、重大事故につながる速度超過を防いでいきたい」と話した。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20231114-OYT1T50135/


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Source: バイク速報

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