「テスラ」にはあって日本企業に欠けているもの、なぜ日本は世界からこんなに遅れてしまったか

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松尾豊(自動運転を研究、以下、松尾):これは、僕が最近いろんなところで使っている複利計算の式です。「a」が元本、「r」が利率、「t」が運用期間だとします。

普通、みんな「r」を大きくしようとするんです。利回りのいい金融商品を買いたいし、新製品を売るために性能を上げるわけです。でも、こうやってrを高くしようとするのは従来型で、最近はこの「t」を大きくすることができるようになってきたんです。

「t」は「○○年後」ということなので、大きくするには、これまで「待つ」ことしかできませんでした。ですが近年、デジタル化が進んでPDCA(P= PLAN/計画、D= Do/実行、C= Check/評価、A= Action/改善)のサイクルがめちゃくちゃ加速しているんです。

GAFAなどは「ABテスト」を何万回と試して、いい方を取ることが可能になってきた。これは実質的に「t」を大きくしているのと同じことです。世界ではすでに「t」を大きくする戦いが始まっています。にもかかわらず、日本ではいまだに「r」を大きくすることに注力している。

https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-721907.html

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Source: バイク速報

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