テスラ、時価総額は年初からの2週間で940億ドル(約13兆6000億円)減少

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米電気自動車(EV)メーカーのテスラは、2023年に株価が2倍強になった。しかし、24年はイーロン・マスク氏率いるテスラにとって厳しい年明けとなっている。

テスラの時価総額は年初からの2週間で、940億ドル(約13兆6000億円)強減少。

米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールティングスのEVに対する方針の変化、中国で生産するモデルの価格引き下げ、人件費上昇の兆候など、同社にとって逆風となるニュースの嵐にさらされている。米国を中心にEV需要の伸びが鈍化しつつある中での展開だ。

カウエンのアナリスト、ジェフリー・オズボーン氏はインタビューで、「テスラに対する投資家の主な懸念は成長の停滞だ」と語り、中国での価格引き下げはそうした懸念に拍車をかけるだけだと指摘した。

テスラ株は年初来12%下落と、年明けからの9営業日で14%安となった16年以来の大幅な下げ。

悪いことには、テスラの状況が間もなく好転する可能性は高くない。同社は23年の早い時期から、需要てこ入れに向け積極的な値下げを行ってきた。

その結果、かつて高かった利益率は着実に低下。また、米国の工場で働く従業員について賃上げを行うとしており、圧力は高まる一方だ。

さらに、テスラは紅海での航行安全上の懸念から出荷ルートを変更せざるを得なくなり、事情に詳しい1人の関係者によればベルリン近郊の工場での生産の大半を1月29日から2月11日まで停止する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-14/S788L8T1UM0W00


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Source: バイク速報

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