飲酒運転で高校生が運転する原付バイクと衝突し死亡させた61歳男を逮捕、「抜けていると思った」と否認

２９日夜、福岡県大牟田市の県道で軽乗用車と原付バイクが衝突しバイクを運転していた男子高校生が死亡した事故で、車を運転していた６１歳の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、２９日午後９時１５分ごろ、大牟田市上官町の県道の交差点で、直進する軽乗用車と右折中の原付バイクが衝突する事故がありました。

バイクを運転していたのは高校生の山下和眞さん（１７）で、首を強く打つなどして市内の病院に搬送され、約５時間半後に死亡が確認されました。

車を運転していた男にけがはありませんでしたが、警察が呼気を調べたところ、基準値の約４倍のアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは近くに住む無職の井上雄二容疑者（６１）で、調べに対し「自宅で２９日の午前２時から午前６時まで、焼酎のお湯割りをグラスで１０数杯飲んだ」「酒を飲み終えて１５時間以上経っていたのでアルコールは抜けていると思って運転した」と話すなど、容疑を否認しているということです。

警察が飲酒から事故までの経緯などを調べています。

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Source: バイク速報