救急車のサイレンに不協和音「ギュイーン」が全国に拡大中、人をイライラさせ確実に認識

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救急車や消防車の緊急走行で、従来の「ピーポー」や「ウーウー」とは異なるサイレン音が広がっている。「ギュイーン」という不協和音だ。交差点への進入や渋滞時にドライバーや歩行者に気付いてもらうことを重視した「高警告サイレン音」で、事故防止につながるとして、全国の消防車両の約2割に導入されている。(坂戸奎太)

堺市消防局の救急隊員が、消防車の運転席にある「交差点」「渋滞通過」と書かれたスイッチを押すと、「ギュイーン」という不快な音がそれぞれ10秒間、響き渡った。同消防局では、救急車の半数の16台に導入している。

緊急車両のサイレンの鳴動は、道路交通法で義務付けられている。自治省(現・総務省)消防庁が1970年に出した「電子サイレンに切り替える」との通知などを基に50年以上、救急車のサイレン音は「ピーポー」、消防車は「ウーウー」が主流だった。

ところが、消防隊員らから「通行を優先してもらえない」との声が上がるようになり、

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240229-OYT1T50127/


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Source: バイク速報

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