シャオミ初のEV車、カッコよすぎて7ヶ月待ち。中国で人気爆発

中国シャオミ初のＥＶ、最大7カ月待ちも　需要旺盛

[北京 １日 ロイター] – 中国のスマートフォンメーカー、小米科技（シャオミ）(1810.HK), opens new tabは同社初の電気自動車（ＥＶ）「ＳＵ７」の購入希望者に対し、最大７カ月待ちとなる可能性を通知している。ロイターが１日に確認したシャオミのアプリで分かった。強い需要があるとみられる。
シャオミは先月２８日、ＳＵ７の発表会を開催し受注を開始。２９日夜には最初の２４時間で予約注文が８万８８９８台に達したと発表した。 もっと見る
アプリによると、納期は標準モデルと「Ｐｒｏ」モデルがともに１８─２１週間、最上位モデルが２７─３０週間という。
価格は標準モデルで２１万５９００元（２万９８７０ドル）。
中国ではＥＶの値下げ競争が激化している。
華為技術（ファーウェイ）(HWT.UL)が支援するＥＶブランド「ＡＩＴＯ（アイト）」は１日、新型スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「Ｍ７」を４月末まで最大２万元値下げすると発表。小鵬汽車（シャオペン）(9868.HK), opens new tabも主力電動ＳＵＶ「Ｇ９」について期間限定で最大２万元の補助金を提供した。
アナリストは、新規参入企業にとって市場環境は厳しいが、シャオミは多くの新興ＥＶ企業よりも資金力があるほか、スマートフォンの専門技術があるため「スマート・ダッシュボード」でも有利な立場にあると指摘している。

https://jp.reuters.com/economy/industry/2C2H6WTCBNOJ5ACLL2YNDOBKNI-2024-04-01/