ホンダ・ヤマハの原付5車種(約65万台)に走行中後輪ロックするおそれ、国交省がホンダに業務改善指導

123

ホンダが製造・販売している原付バイクで、走行中に後輪がロックする事案などがおよそ60件発生していた問題で、ホンダが近く、該当する5つの車種あわせて65万台について、無償で回収・修理を行う方針であることが新たにわかりました。

原付バイクの後輪が突然ロックする。もし、走行中に起きたら、大きな事故につながりかねません。

問題が発覚したのは、ホンダが製造・販売している原付バイクの3車種とホンダの部品を搭載しているヤマハの原付バイク2車種で、すでにあわせて65万台が市場に流通しています。

部品にこびり付いた黒い汚れ。これは、オイルが漏れたことで土埃などが固まったものです。埃がない状態と比べると、その差は一目瞭然です。色が濃く変わっているのは、漏れ出したオイルが滲んでいるからです。

このようなオイル漏れが原因で、後輪がロックする事案が起きていることがJNNの取材で明らかになりました。

問題となっているのは、ミッションケースと呼ばれる箇所です。通常だと、ケースの中は潤滑油で満たされていますが、接合面の不具合からわずかな隙間が生じると、徐々にオイルが漏れ出てなくなってしまい、最後には、中の部品が異常に高い温度になって焼き付き、突然、後輪がロックしてしまうとみられます。

これまでにおよそ60件の「後輪ロック」などが発生。中には走行中のケースもあり、転倒事故も少なくとも1件起きているということです。

関係者によりますと、ホンダは近く、該当する5つの車種を無償で回収し、修理を行う方針で、対象は65万台にも上ります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1563a76be77fb0ed8662ce23d6387c609421a63f

CleanShot 2024-10-31 at 20.39.48@2x

続きを読む
Source: バイク速報

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク