原付バイクの後輪が突然ロックする。もし、走行中に起きたら、大きな事故につながりかねません。
問題が発覚したのは、ホンダが製造・販売している原付バイクの3車種とホンダの部品を搭載しているヤマハの原付バイク2車種で、すでにあわせて65万台が市場に流通しています。
部品にこびり付いた黒い汚れ。これは、オイルが漏れたことで土埃などが固まったものです。埃がない状態と比べると、その差は一目瞭然です。色が濃く変わっているのは、漏れ出したオイルが滲んでいるからです。
このようなオイル漏れが原因で、後輪がロックする事案が起きていることがJNNの取材で明らかになりました。
問題となっているのは、ミッションケースと呼ばれる箇所です。通常だと、ケースの中は潤滑油で満たされていますが、接合面の不具合からわずかな隙間が生じると、徐々にオイルが漏れ出てなくなってしまい、最後には、中の部品が異常に高い温度になって焼き付き、突然、後輪がロックしてしまうとみられます。
これまでにおよそ60件の「後輪ロック」などが発生。中には走行中のケースもあり、転倒事故も少なくとも1件起きているということです。
関係者によりますと、ホンダは近く、該当する5つの車種を無償で回収し、修理を行う方針で、対象は65万台にも上ります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1563a76be77fb0ed8662ce23d6387c609421a63f
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Source: バイク速報