八潮道路陥没事故の住民説明会で住民が訴え「深夜に震度1~2の揺れ」「下水臭」「県職員を装う不審者」→埼玉県『検討します』

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埼玉県八潮市の県道陥没事故を受けて、市内で22日に開かれた住民説明会では、工事による振動や下水の悪臭を訴える声が相次ぎ、「いつ日常に戻れるのか」と不安の声も上がった。
対応した県職員は「検討する」「明確には申し上げられない」などの回答を繰り返し、出席者からはため息が漏れた。

参加したのは、陥没現場近くに住む84世帯120人。冒頭で大野知事は「さらなるご協力とご理解をお願いする」と頭を下げ、大山忍市長は「一刻も早く(男性運転手の)救出に取り組む」と強調した。

 事故では、トラックごと転落した男性運転手(74)が安否不明となっている。県は捜索活動に向けて、運転席部分が残る下水道管を 迂回うかい するバイパス整備を計画している。この日は、バイパス工事に約3か月かかる見通しや、その間に大型ダンプトラックが30台行き来することなどが説明された。捜索活動後の本格的な復旧時期について、県側は「見通せない」と明言を避けた。

説明会の出席者から最も多く上がったのは、悪臭と振動に対する苦情だ。女性は「救助のために我慢しないといけないがギリギリの状態。住み続けるのがつらくてたまらない」と声を絞り出し、男性は「家も車も臭く、生活できる環境ではない」と訴えた。別の女性は「深夜に震度1~2くらいの揺れを感じ、不眠になりつつある」と疲れ切った様子で伝えた。

振動について訴える住民に対し、県職員が「数値的に問題ない」などと答えると、「数値以下だから大丈夫との発言は失礼だ」と抗議する場面もあった。

●下水点検、県職員装い訪問 
下水道の点検業者や県職員を装う不審な人物が、陥没現場周辺の住宅を訪問する事案が複数件確認されている。県は「詐欺まがいの訪問だ」として注意を呼びかけている。

22日に八潮市内で行われた説明会で、参加した住民が言及した。県によると、現金をだまし取られるなど、被害に遭ったとの報告は上がっていないという。

https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20250222-OYTNT50223/


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Source: バイク速報

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