初代速さよりも豊かな生活を目標としたアベニール
1989年に登場した初代レガシィツーリングワゴンは、それまでライトバンの延長線上にあったステーションワゴンに「速さ」というスパイスをプラスすることで一躍人気車種となったのはご存知の通り。そしてその人気ぶりは当然ながら他メーカーにも波及し、さまざまなステーションワゴンモデルが登場することとなるのだが、日産が1990年5月に投入したアベニールも一定の支持を集めたモデルとなっていたのだ。
それまでもブルーバードやスカイライン、セドリック/グロリアなど、ステーションワゴンモデルを多くラインナップしていた日産だったが、どれもベース車があっての派生モデルだった。一方、アベニールは専用のワゴンボディをもって登場しており、日産の気合いの入れっぷりを感じさせるモデルとなっていた。
そんなアベニールは、「豊かな生活(ライフスタイル)」を提供するために、ゆとりと使いやすさをテーマに、機能・性能・安全性などを高次元で両立させるモデルとして開発され、ワゴンらしい広い荷室を実現しながらも、Cd値0.34(エアロパーツ装着車)とステーションワゴンとしてはトップクラスの空力性能も兼ね備えていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/97133c1e31f74c8d83137bd5239ada0ab7a0f5ae
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-