ヤマハ、新型スーパースポーツバイク「YZF-R9 ABS」を発表

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ヤマハ発動機は2025年10月9日、新型スーパースポーツバイク「YZF-R9 ABS」を発表した。同年10月30日に販売を開始する。

YZF-R9 ABSは、「Re-DNAed Supersport」をコンセプトに開発されたスポーツバイク。既存のネイキッドスポーツバイク「MT-09」に搭載されているパワーユニットを採用し、ミドルクラス最強のトラックパフォーマンスを追求し、「最高のエキサイトメントと、スキルやステージを選ばない親しみやすさを併せ持つ懐の広いモデルに仕上げた」とうたわれる。

同モデルの主な特徴は以下のとおり。

【エンジン】
888ccの水冷4ストローク3気筒「CP3」エンジンを採用。CP3は「クロスプレーンコンセプトの3気筒」を意味する。燃料供給系には、「YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)」を採用し、きめ細かな吸入空気量制御を実現。ドライバビリティーに寄与する吸排気音に着目し、CP3エンジンらしさを生かすサウンドを追求。エアクリーナーボックスの形状とそのカバーに設けたフィンによって、低速・低回転域では排気音が心地よく、高速・高回転域では吸気音を強調し、トルク感と加速感を際立たせたという。

【フレーム】
低荷重域でのしなやかさと、高荷重域での強度の両立を狙い、ヤマハの歴代スーパースポーツ最軽量(9.7kg)となる新型アルミフレームを開発。ベースモデルの2024年型MT-09比で、ねじり剛性は18%、縦剛性は37%、横剛性は16%向上している。

【ライディングポジション】
適度な前傾姿勢を実現するため、ハンドルポジションからヒップポジションの距離を既存の「YZF-R」シリーズよりも短くし、良好な足つきを確保するため、ヒップポイントと膝まわりが窮屈にならないようフットポジションを下げて、運動性とサーキットに限定しないさまざまなシーンにおける乗りやすさを両立させた。

【足まわり】
新構造のKYB製サスペンション(倒立フォーク)に専用セッティングを施し装着。イニシャル調整(プリロード調整)が可能であるほか、減衰力については右が伸び側、左が圧側を受け持つ左右独立方式を採用している。このうち圧側は高速と低速の2WAYセッティングが可能である。リアには、極低速減衰力発生構造を持つ新設計のリンク式モノクロスサスペンションを装備。イニシャルのほか、伸び側減衰力、圧側減衰力、車高が調整できる。

ヤマハYZF-R9 ABSの価格は149万6000円。車体色はブルー系の「ディープパープリッシュブルーメタリックC」と、グレー系の「マットダークグレーメタリック6」、ホワイト系の「ブルーイッシュホワイトパール1」の全3色がラインナップされる。

主なスペックは以下のとおり。

・ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2070×705×1180mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:830mm・
・最低地上高:140mm
・装備重量:195kg
・エンジン:888cc 水冷4ストローク直列3気筒DOHC
・最高出力:120PS
・最大トルク:93N・m
・トランスミッション:6段MT
・燃料タンク容量:14リッター
・タイヤ:(前)120/70ZR17M/C 58W/(後)180/55ZR17M/C 73W(ともにチューブレス)

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https://www.webcg.net/articles/-/52754


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Source: バイク速報

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