神奈川県内最大の暴走族「川崎宮軍団」リーダーの46歳男を逮捕　ドリフト族から面倒見料などの名目で現金を徴収

神奈川県警は12日、横浜市鶴見区上末吉3の自称映像クリエーター、藤井敏容疑者（46）ら男性2人を県暴走族追放条例違反（金品要求などの禁止）容疑で逮捕した。県警によると、藤井容疑者は約400人の構成員がいる県内最大の暴走族「川崎宮軍団」のリーダー。

　逮捕容疑は2023年4～5月ごろ、同区の大黒ふ頭などを車で暴走する「ドリフト族」のリーダーから、暴力団の威力を後ろ盾にした「面倒見料」として現金8万4000円を受け取ったとしている。県警は認否を明らかにしていない。

　県警暴走族対策室によると、ドリフト族側は金銭を渡した理由について「支払うことで安心して走れる」と説明したという。同室は藤井容疑者がドリフト族から100万円以上を受け取ったほか、自他チームからも徴収した可能性があるとみている。【横見知佳】

11/12(水) 16:14配信　毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2ad51eebdfad0376c73c8ae4e7f134df0ccbf07
「暴走族諸君に告ぐ　迷惑です！」と呼びかける道路の情報板＝横浜市で2025年6月17日、横見知佳撮影
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