機械の修理や組み立てを趣味にしている伊佐市の80歳の男性が手作りで4輪バギーを完成させ、自宅の敷地内などで運転する姿が地元で話題になっています。
手作りで4輪バギーを完成させたのは、伊佐市の棚崎勇さん(80)です。全長およそ1.2メートル、排気量は50CC、最高速度は25キロで、市役所でナンバーを登録しているため公道も走れます。
ハンドルやライト、ミラーといった部品は棚崎さんがみずから調達し、ギアを切り替えるレバーの持ち手にはゴルフボールを取り付けるなど遊び心も見られます。
おととし、知人のバギーを見たのがきっかけで創作意欲が湧き、去年の秋から取りかかり、ことしの春に完成させました。年齢と安全を考えて自宅の敷地内や近くを走るのにとどめていますが、通りがかった人に写真を撮られることもあるということです。
長年、建設会社で働き、現場で大型機械を操作してきた棚崎さんは大の機械好きで、定年後は自宅の車庫を工場にしてこれまでに発動機を組み立てたほか、車や農機具の修理なども楽しんでいるということです。
棚崎さんは「そろりそろりとでも走ればいいかなと思って製作しました。80歳でも作ることができるということを見てほしい。高校に出向いて発動機の原理などを教えるのが私の夢です」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210708/5050015347.html
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Source: バイク速報