池袋暴走事故の遺族が意見陳述、飯塚幸三元院長に対し「刑務所に入って欲しい」

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2019年、東京・池袋で車が暴走し、親子2人が死亡するなどした事故の裁判で、15日午後、遺族が意見陳述を行い、被告に対して「刑務所に入ってほしい」と述べました。

この事故は2019年、豊島区東池袋で車が暴走し、松永真菜さんと娘の莉子ちゃんが死亡するなどしたものです。車を運転していた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告が、過失運転致死傷の罪に問われ、無罪を主張しています。

15日午後1時半から、東京地裁で開かれた裁判で、松永真菜さんの父親が意見陳述を行い「2人が亡くなったと聞いた時は、自分で確認するまでは、信じられない気持ちだった」「孫の莉子のほうは傷が大きすぎて、遺体を見られなかった」「私はおかしくなったようで、葬式の時も夢を見ているようだった」と語りました。

また、「『ごめんね、じいじが代わってあげられなくて』と莉子に謝った」などと述べ、飯塚被告に対しては、「刑務所に入ってほしい。どんな刑罰になっても真菜と莉子は戻ってこないが、せめて反省だけでもしてほしい」と涙声で述べました。

飯塚被告は車いすに座って、うつむいたまま、遺族の話を聞いていました。この後、妻の真菜さん、娘の莉子ちゃんを亡くした遺族の松永拓也さんも意見陳述を行う予定です。

また、検察側の求刑や、飯塚被告本人による最終意見陳述も行われる予定で、裁判は15日、結審する見通しです。


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Source: バイク速報

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