社会 2021年9月4日 6時00分
都市計画道路・富士見駅北通り線。近く最終区間の道路築造工事に入り、来年度に舗装工事を進める計画だ(右奥が富士見町役場)
富士見町富里の都市計画道路・富士見駅北通り線の延伸事業で、町は近く、県道乙事富士見線につなぐ最終区間の工事に入る。延長280メートルの事業区間のうち、最終区間は26・2メートル。今年度中に道路の形状は出来上がるが、国からの交付金が要望額を大幅に下回ったため舗装工事まで実施できず、供用開始は来年度にずれ込む見通しだ。
富士見中学校前の道路を県道立沢富士見停車場線(役場通り線)交差点からさらに東へ延伸する事業。当初は2020年度中に完工する計画だったが、コロナ下の昨年度から交付金が大幅に減った影響で、2年遅れになる公算が大きくなった。
町建設課によると、児童生徒の通学の安全を確保するのが主な整備目的で、両側に幅2・5メートルの歩道を備える。今年度は、用水路をまたぐ箇所にボックスカルバート(箱型暗渠)を設置して道路の築造工事を進め、県道乙事富士見線に接続する。役場通り線との交差点への信号機設置も検討していく。
◆地元区も早期完成へ要望書
富士見町の富里区(山本博彦区長)は3日までに、富士見駅北通り線の事業促進を求める町長宛ての陳情書を出した。町議会には請願書を提出。工事の遅延により生活道路の遮断が長引き「区民の日常生活に支障が出ている」と指摘。2022年度当初予算での事業費の優先配分と、同年度中の供用開始、役場通り線との交差点の改良や信号機設置を求めた。
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1630850919/
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Source: くるまにあ速報