KTM JAPAN は「690 SMC R」など6車種にクラッチ操作が行えず走行不能となるおそれのある問題でリコールを発表した。
リコール届出内容
リコール開始日
令和3年11月2日
不具合部位
動力伝達装置(クラッチレリーズシリンダー)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
動力伝達装置において、製造時におけるクラッチレリーズーズシリンダー内部ピストンの組み付けが不適切なため、当該シール部からクラッチ液が漏れることがある。そのためクラッチ液の漏れにより、クラッチ操作システム内の油圧が低下し、最悪の場合、クラッチ操作が行えず走行不能となるおそれがある。
改善措置の内容
全車両クラッチレリーズシリンダーを点検し、不具合品を装着している車両は当該シリンダーを対策品と交換する。また、必要に応じてエンジオイル、オイルフィルターの交換を実施する。
Source: バイク速報