愛知県警、誤って「右折禁止」の道路標識を設置し168件の交通違反を摘発してしまう

1::2021/12/04(土) 12:47:57.80 ID:VHEi0ThX0 BE:156193805-PLT(16500)

愛知県警は三日、「右折禁止」規制のない同県瀬戸市の交差点で二カ月余の間、右折禁止を示す道路標識を設置し、誤って百六十八件の交通違反を摘発したと発表した。地元の所轄署も県警本部も、道路形状から「右折禁止のはず」との思い込みで、県公安委員会が決める交通規制を確認しなかったのが原因。県警は違反点数はすでに取り消し、今後、反則金計百十四万円を還付する。

県警によると、現場は瀬戸市水南町にある市道と県道が交わる信号交差点。八月二十五日から十一月九日まで、県道へ右折することを禁止する矢印の交通標識を設置した。標識の下には、丁寧に「ここは右折禁止」と文字でも説明する看板を掲げていた。

「右折禁止」などの交通規制は県公安委員会が決め、県警は本来、その規制に従って標識を設置する。

しかし現場を所轄する瀬戸署は、鋭角に交わる交差点の形状から、規制を確認しないまま「右折禁止のはず」だと誤認し、四月に県警交通規制課に標識設置を申請。同課も規制確認を怠った。「事故などで標識が壊され修復されていないのだろう」(同課)と判断してしまったという。

十一月九日になり、署員が現場周辺の規制を確認したところ、規制対象でないことに気づき、同日中に標識を撤去した。

右折禁止の反則金は普通車で七千円、違反点数は二点。誤った摘発による免許の停止や取り消しはなかった。熊沢秀泰交通規制課長は「県内の規制をもう一度確認する。今後このようなことが起きないよう、適正な交通規制に努める」と謝罪した。

瀬戸署は、誤った標識で違反切符を出した百六十八件について、一件ずつ電話でおわび。本紙取材に、この交差点で「意図的に集中的な取り締まりをしたことはない」と説明している。

現場は大型スーパーの北側で、住宅街につながる生活道路。近くに住む男性は近所の人から聞いて九月上旬、標識の存在を知った。署に問い合わせると「以前から規制はあった」と回答されたという。

ところが十一月に標識がなくなり「黙って撤去するのは対応があまりに不親切では」と納得のいかない様子だった。

https://www.chunichi.co.jp/article/377253

続きを読む
Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク