金沢市片町で10月30日夜、バイクで暴走行為を繰り返したとして、金沢中署と石川県警交通指導課は14日、暴走に関与した疑いがある金沢市などの少年数人の関係先を道交法違反（共同危険行為等の禁止）の疑いで家宅捜索し、使用されたバイク7台を押収した。衆院選の選挙戦最終日でハロウィーンを翌日に控え、街中に多くの人が出ていた。県警は車両の所有者や運転したとみられる少年を任意で調べ、容疑が固まり次第、書類送検する。
少年らは10月30日夜、金沢市片町2丁目の国道157号やその周辺で、信号無視や蛇行運転を行い、ほかの車両の通行を妨げた疑いが持たれている。県警によると、周囲の目撃情報や暴走するバイクの映像などから、関与したとみられる車両を割り出した。
県警は14日朝、複数の関係先を家宅捜索し、バイクを押収した。
県警によると、バイクを運転していたのは10代の少年が中心で、いずれも知り合いだったとみられる。ほかにも関与した人物や車両がないか調べている。
県警のまとめでは、県内で現在、グループ名のある「暴走族」は確認されていないが、単独や少人数で暴走行為を繰り返す若者はみられる。県内で共同危険行為の摘発は2017年以来となった。
10月30日夜、片町スクランブル交差点周辺では、石川1区の複数候補者が打ち上げを行っており、その周辺を複数のバイクが爆音を響かせて通過する場面が見られた。目撃者によると、バイクは同日の深夜まで確認された。
目撃者によると、片町周辺では同日午後6時ごろから、大きな音を出して周辺を行き交った。中には2人乗りで、バットを手にする若者も見られた。県警には、市民やドライバーからの通報が寄せられた。
金沢市中心部ではハロウィーンを翌日に控え、仮装した若者の姿も多く見られた。バイクは31日夜にも確認された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f130b04de59e4465166841c250083a38138783ea
続きを読む
Source: バイク速報