道内でことしに入って12月27日までに交通事故で死亡した人は120人と、統計が残っている昭和22年以降で最も少なくなっています。
北海道警察本部のまとめによりますと、道内でことしに入って12月27日までに交通事故で死亡した人は120人で、去年の同じ時期を24人下回っています。これは統計が残っている昭和22年以降最も少ない人数で、死者数が最多だった昭和46年と比べるとおよそ7分の1だということです。
ことしの死者のうち、車に乗っていて事故に遭った人は62人で、全体の半数以上を占め、次いで歩行中に事故に巻き込まれた人は42人、二輪車に乗っていた人が9人などとなっています。また、年代別では65歳以上の高齢者が78人と、全体の65パーセントを占めています。
死者が過去最少となっている背景には、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出する人や道外からのツーリング客が減ったことも影響しているとみられ、警察は引き続き安全運転の啓発や違反者の取り締まりを強化し、死亡事故の抑止を進めることにしています。
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Source: バイク速報