スバルの中型SUV、フォレスターは2021年にフェイスリフトを含む年次改良が実施され、後期型モデルが現在販売中となっている。そして、2024年頃の実施が予想されるフルモデルチェンジでは、トヨタからの技術協力によって開発が進められているストロングハイブリッドシステム(SHEV)の初搭載が期待される。
■新型フォレスターはフルモデルチェンジで新開発ストロング ハイブリッドシステムを搭載
スバルは2030年以降に向けた電動化ロードマップを発表していたが、その中で、SHEVの導入時期を202X年としていた。ロードマップ上では、より具体的に2023~2024年頃からSHEVを導入していくことが図示されており、これはフォレスターのフルモデルチェンジ時期と一致する。また、SHEVのシステム概略図も公開されており、メインユニットには4気筒の水平対向エンジンが採用されているのが確認できる。そして、シンメトリカルAWDの技術も継承されるようだ。
スバルのラインアップでは、BEVのソルテラがまもなく市場投入される見込みで、電動化を進めるなかで大きな節目を迎える。ただし、ソルテラ以外のBEVモデルについては、今後の計画が明らかとなっていない。スバルの電動化はハイブリッドを中心に進めていく方針となっており、その中で水平対向エンジンは、しばらく存続していくことになりそうだ。
スバルの電動化目標は、2030年の段階で電動車(BEV+ハイブリッド車)が40%以上。さらに2030年代の前半には、100%が目指されている。
■水平対向エンジン継続にはTHSⅡ技術の導入が不可欠
(続きあり)
https://car-research.jp/forester/subaru-2.html
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-