若者「車カッコ悪い、人間なら歩こうよ」

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1: 2022/04/22(金) 13:12:15.57 0

アメリカでは、16歳から44歳までの年齢層の運転免許の取得率が1980年代初頭以来、下がり続けている。若い世代ではとりわけ顕著だ。1983年には、20歳から24歳までの92%が運転免許を持っていた。2018年にはそれが80%まで低下した。

この減少の理由の1つには、車を持つことが以前ほど、自分らしさや、ステータスや、一人前になるという面で、切実に必要とされなくなったことがある。自動車はもはや自由と自立の象徴ではなくなっている。

デジタル世界とソーシャルメディアが今ではそのための場を提供しており、自動車はますます実用的な道具と化し、野心とか、達成とか、「自己」とかの表現ではなくなっている。もはや若者を家や親のもとから解き放つ「一人前のおとな」の乗り物ではない。

かつては、恋愛生活の中心に自動車があった。アメリカでは結婚のプロポーズのおよそ4割が車の中でされていると言われた。現在、結婚の3分の1は、オンラインでの出会いやデートアプリによってもたらされている。

もう1つの理由は、お金だ。自動車は買うときにお金がかかるだけでなく、買ってからも、毎年、燃料代や、保険料や、修理代など、かなりの維持費がかかる。奨学金を返済している若者や、「ギグ」の仕事で糊口をしのいでいる若者にとって、そのような負担は余計だろう。

経済性を比較してみよう。例えば、年間の平均走行距離が2万キロほどだとする。そうすると、燃料代などもろもろの費用を合わせた年間の維持費は、だいたい7000ドルくらいになる。7000ドルあれば、ライドヘイリングのサービスを(平均的な利用距離で)約600回、つまり1週間に約12回、毎日約2回、利用できる。もちろん、ウーバーやリフトの車にいくら乗っても、中古車として売ることのできる自家用車と違って、残余価値は生じないし、所有の喜びもない

https://toyokeizai.net/articles/-/508340?page=2



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Source: 乗り物速報

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