国交省、車検証電子化の特設サイトをオープン

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国土交通省は8月19日、2023年1月4日から開始予定となっている「自動車検査証」の電子化周知のため「電子車検証特設サイト」をオープンした。車検証の電子化は自動車ユーザーや自動車関係の業務を担う人にとって大きな変更点となることから、電子車検証についてイラスト等を交えながらわかりやすく解説することを目的としている。

■「電子車検証特設サイト」に掲載されている主なコンテンツ
●電子車検証について : 令和5年1月より交付される電子車検証の仕様や記録事項等を掲載
●車検証閲覧サービスについて : 電子車検証のICタグ情報の閲覧・参照及び車検証情報を電子ファイルでダウンロードするためのアプリについての説明やダウンロード方法等を掲載
●記録等事務代行サービスについて : サービスについての説明やサービスの実施可能な事業者の一覧表等を掲載

■電子車検証の仕様

①サイズ
従来の車検証がA4サイズに対し、電子車検証はA6サイズ相当の厚紙にICタグを貼付したものになります。

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②記載情報の変更
電子車検証では、変更登録等による記載事項の変更を伴わない基礎的情報(A)のみの記載となります。その他の車検証情報はICタグ(B)に格納されます。ICタグに格納された情報は、汎用のカードリーダーや読み取り機能付きスマートフォンで参照可能です。
二次元コードは券面に印字しますが、従来二次元コードから取得可能であった情報のうち、「自動車検査証の有効期間」のみ確認することはできません。(C)

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③券面記載情報・ICタグ格納情報
<券面記載事項>
・自動車登録番号/車両番号
・車台番号
・交付年月日
・使用者の氏名又は名称
・車名・型式
・型式
・自動車の種別
・長さ/幅/高さ
・車体の形状
・原動機の型式
・燃料の種類
・総排気量又は定格出力
・自家用・事業用の別
・用途
・乗車定員/最大積載量
・車両重量/車両総重量
・軸重(前前・前後・後前・後後)
・初度登録年月/初度検査年月
車両識別符号(車両ID)※車両ごとに不変の番号として電子化に伴い付与

<券面非表示事項(ICタグのみ)>
現行の車検証情報はICタグに全て記録
汎用のカードリーダーで読み取り可能(読み取り機能付きスマートフォンにも対応)
・自動車検証の有効期間
・所有者の氏名・住所
・使用者の住所
・使用の本拠の位置

https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/

Source: バイク速報

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