ヤマハ発動機は11日、心電データを基にライダーの感情を推定し、スマートフォンアプリで可視化する技術を開発したと発表した。安全・安心と楽しさにつながる二輪車の運転支援技術の一つとして、2023年後半に「感情センシングアプリ」の実証実験を国内で始め、24年中の一般向けサービス開始を目指す。
横浜国立大生体医工システム研究室、医療・健康分野のシステム開発などを手掛けるミルウス(札幌市)との共同研究。体に装着したベルト型センサーで心電データを計測し、喜びや緊張などライダーの感情をリアルタイムでスマートフォン上に表示する。データを地図上に示すことで、運転中の感動やイライラ、眠気などの精神状態を時系列で振り返ることもできるという。一般向けサービスは有料での提供を予定している。
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Source: バイク速報