北海道に生息するヒグマ。個体数は増えており、地方部では農産物や海産物の食害、市街地でも山の麓でその姿が目撃されている。北海道では「ヒグマと鉢合わせしたら背中を見せずゆっくり下がって逃げれ」と言われているが、これからのドライブシーズン、クルマに乗っているときに遭遇したらどうすればいいのだろうか。ヒグマは日本に生息する陸棲哺乳類では最大の種で、国内では北海道のみに生息している。オスの体長は2.0m弱 体重150~400kg、雌の体長は1.5m 体重は100~200kgほど、実はヒグマは時速50kmで走れるほど足が速く、乗用車と並走した事例もみられる。ということは、ドライブをしていてヒグマと遭遇したとき、法定速度で逃げようとしても追い付かれるということか?
というわけで、ここからは環境省 釧路自然環境事務所の資料をもとに、クルマに乗っていてヒグマと遭遇したときの対処法を解説する。丸腰ではないとはいえ、目の前にいるのはヒグマなので、身の安全を守るためにも、正しい対処法を知っておこう。
【なるべく手前で距離をとる】
道の先にヒグマがいて、こちらを凝視していたとしても、むやみに近付かず、適切な距離を維持する。【車の中にいる】
車外には出ず、じっと車の中で身を潜めてほしい。想像のとおり、クルマを降りたらヒグマに襲われるかもしれない。【窓を閉める】
もしも、換気のために窓を開けていたら、すぐに閉めよう。ヒグマはクルマに対して威嚇することもあるのだ。【そして、スピードを落としてすみやかに通過する】
スピードを落としたらすみやかに通過する。走っているものを追う習性を持つヒグマに対して、アクセル全開で逃げるのは避けたい。環境省では、人間もヒグマも距離感が大切だという。道路で遭遇したのではなく、道路脇の茂みの向こうにヒグマの姿を見たときは、50m以上の距離を置いて安全を確保してほしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00eee766ae4ab6c3e6a22b6cf9ddce118519cdce
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-