運転免許を持っている人にとって、免許更新などで運転免許センターに訪れることは避けられない。しかし、多くの人が訪問するたびに
「どうしてこんな場所にあるのか」
とうんざりした経験をしているのではないだろうか。実際、運転免許センターは市街地から離れた場所にあり、そのアクセスの悪さは全国的な悩みとなっている。
日本全国には運転免許試験センターが94か所しかなく、その分布は都道府県ごとに均等ではない。例えば、東京都には3か所、千葉県には2か所しかない。神奈川県と埼玉県に至っては1か所しかない。
まとめると、運転免許センターが遠く感じられる主な理由は、
・各都道府県に設置されているセンターの数が限られている
・多くのセンターが市街地から離れた場所に位置している
ためだ。今回は、多くのセンターが市街地から離れた場所に位置している理由を考えてみよう。
鴻巣市の免許センターの例
埼玉県警運転免許センターの位置(画像:埼玉県警)
今回はまず、埼玉県警運転免許センター(鴻巣市)について調べた。同センターは県央部に位置し、運転免許を持つ埼玉県民なら誰もが1度は訪れたことがある場所だ。
最寄りの鉄道駅はJR高崎線の鴻巣駅だ。鴻巣市民や近隣の熊谷市、行田市の人々ならいざしらず、川越市などの東武東上線沿線に住む人にとっては非常に不便な場所にある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e95f6c5033befd98610da4d543f24e6069fbc3b
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Source: バイク速報