さらに取材を進めるうちに、スキマバイトアプリ経由の「早朝仕分け」スタッフが増えてから、営業所内である「商品」の盗難事案が頻発していることが明らかになった。都内でセールスドライバーとして働く男性はこう語る。
「今年の春ごろから、商品としてヤマトが届ける『iPhone』の盗難が増えているという話が営業所内で出回っています。ヤマトの多くのエリアではアップルと法人契約を結んでいて、毎日のようにユーザーに届ける新品のiPhoneが送られてくるんです。
営業所に送られてくる時は、iPhoneの箱をもうひとつ大きな段ボールで包んだ状態でくるのですが、あのサイズ感だし、アップルの場合は伝票も特殊なので、誰が見てもすぐにiPhoneだと分かる。
早朝仕分けがパートさんからスキマバイトに切り替わってから盗難事案が発生するようになったので、同僚たちは『絶対にパクってるのスキマバイトの連中だろ』と疑いの目を向けられてますよ」
別の営業所に勤める複数のセールスドライバーも「iPhoneの盗難事案が頻発している」と口を揃える。もちろんその原因は判明していないが、神奈川県内の営業所に勤める男性は「ここ数ヵ月のうちにiPhoneのみ厳重に保管されるようになりました」と言う。
「ウチの所長から『盗難事案が多いからiPhoneはVIP扱いでやれ』とお達しがきたんです。VIP扱いだと、仕分けを経由せずにドライバーがトラックに積み込まなくてはいけないので大変だし、単発バイトと言えども、同じ職場で働く人たちを疑うのもしんどい。
それでも、スキマバイトを雇うのならどうして退勤するときに荷物検査しないのかな? と思いますけどね。だから色んなエリアでiPhoneの盗難事案が頻発しているのは、対策を怠っている本社にも責任があるんじゃないのかなと思ってしまいます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe19b8ba02fd068f8e7fefc0f5be3187bc2681cb
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Source: バイク速報