ホンダ、EVを脱してハイブリッド注力へ

1::2025/05/21(水) 07:39:53.76 ID:zF92IZsY0 BE:618719777-2BP(6000)

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250520-OYT1T50211/

ホンダ、EVにブレーキ 米関税・中国勢攻勢 市場を見極め 投資3兆円減へ

2025/05/21 05:00 [読者会員限定]

 ホンダが電気自動車(EV)の大規模投資にブレーキをかけた。世界的なEV市場の成長鈍化を受け、いったん投資規模を抑えて市場の動向を見極める。今後数年は好調なハイブリッド車(HV)をけん引役に据える構えだが、米国の関税措置に加えて中国勢の攻勢が東南アジアにも拡大しており、経営環境は一段と厳しくなっている。(奈良橋大輔)

2::2025/05/21(水) 07:40:05.09 ID:zF92IZsY0.net BE:618719777-2BP(5000)

軌道修正
 「不透明さが増している」

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 ホンダの三部敏宏社長は20日の説明会で、EV市場の現状を率直に表現した。ちょうど1年前の5月に発表した、2030年度までで計10兆円に上るEVやソフトウェア開発関連の投資計画を7兆円に減額する。

 背景には、トランプ米大統領がEV普及に消極的な意向を示していることがある。足元の成長鈍化に拍車がかかっていることも重荷だ。これまでは30年に200万台以上のEV販売を目指していたが、この日に示した修正案では、3分の1の70万~75万台になるとの見通しを示した。ただ、三部氏は長期的な脱炭素化に向けて「EVが最適解である考えには変わりない」と述べ、今回の減額はあくまで投資の一時的な「延期」との考えを強調した。EV事業の見直しはトヨタ自動車など他の自動車大手でも相次いでおりホンダも軌道修正を余儀なくされた形だ。

活路
 一方、ホンダは今回の見直しにあたっても、ソフト開発の投資規模は維持した。

 ソフトの更新で機能が高まる次世代車「SDV」では、テスラやBYDなど米中の新興勢に先行を許す。ホンダも巻き返しに向け、30年度までに2兆円の投資を行う計画。その過程で、27年以降に投入するHV13車種に搭載し、システムの浸透を目指す。

 もっとも、SDV開発には巨額投資が必要で、単独で賄うのは難しい。ホンダは日産自動車とSDV分野の協業を検討するが、経営統合によって実現を試みた相乗効果には及ばない。

 他にも不安材料は山積している。安価なEVを投入する地場メーカーの攻勢にさらされる中国では、24年の販売台数が前年比3割減と苦戦が続く。さらに米国の追加関税で、26年3月期は本業のもうけを示す営業利益が最大6500億円押し下げられる見通しだ。

 こうした中、ホンダが活路を見いだそうとしているのが、世界最大の人口を抱え今後も成長が見込まれるインドだ。中国勢が東南アジアに「南進」姿勢を強める中でも、インドには進出が進んでいない。

 ホンダは二輪で培ったブランド力と販売網を生かして強化を図る考えで、三部氏は「(四輪では)力を入れていなかったインドを伸ばしていく」と述べた。

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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

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