新車でも100万円以下で購入できる軽自動車!トヨタの「ピクシス」クルマ自体の高性能化や原材料費の高騰など、さまざまな要因から新車価格が高くなっている現在、軽自動車でも200万円超えが当たり前になってきました。
そんななか、トヨタには100万円を切る価格で購入できる軽自動車「ピクシスエポック」がラインナップされています。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
トヨタの最安乗用車「ピクシスエポック」
トヨタ「ピクシス」は、ダイハツからOEM供給を受けて販売している軽自動車シリーズです。
2011年から販売開始され、現在はピクシスエポックのほか、軽バン「ピクシスバン」、軽トラック「ピクシストラック」の3モデルがラインナップされています。
このなかでもピクシスエポックは、ダイハツのエントリー軽コンパクト「ミライース」のOEM車で、低燃費と扱いやすさに優れた車種です。
価格設定も100万円を切るレンジから用意されているなど、コスパの良さも大きな特徴です。
ピクシスエポックのグレードバリエーションは「B“SA III”」「L“SA III”」「X“SA III”」「G“SA III”」の4種類。
いずれのモデルにも付されるSA IIIとは、ダイハツの予防安全システム「スマートアシストIII」が搭載されていることを表しています。
外装は無駄をなくした、とてもシンプルで万人受けするデザイン。シャープなフロントマスクが印象的です。
内装は黒をベースにした、飽きの来ない落ち着きのあるデザイン。
メーターの視認性も良く、スイッチ類もコンパクトにまとめられています。ドライバーが手を伸ばせば各操作が簡単に行えるレイアウトです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e12b4000025d3e5a17d70aa76272cfb795731acd
パワートレインは全グレード共通で、660ccの直列3気筒自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションはCVTのみで、パワフルなターボ車の設定はないものの、駆動方式はすべてのグレードで2WDのほかに4WDも選択可能です。
気になる燃費はWLTCモードで25.0km/L(2WD)をマーク。高い経済性も魅力です。
先進装備としては先出の通り、すべてのモデルでスマートアシストIIIを搭載。前方のクルマ以外に歩行者も認識可能で、危険を予測して緊急ブレーキをかけてくれます。
また、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報なども備え、エントリークラスの軽自動車としては非常に充実した内容になっています。
これにより、「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」にも認定されています。
グレード別の特徴として、ベーシックグレードのL“SA III”には前後パワーウィンドウや選べる7色のボディカラー、
中級モデルX“SA III”ではLEDヘッドランプや電動格納式のドアミラー、メッキの内装加飾を標準装備。
最上級グレード G“SA III”にはアルミホイールやオートエアコン、キーフリーシステムが装着され、充実した装備です。
最も安いベースグレードのB“SA III”では、これらの装備のほかは設定されておらず、外装も素朴なものになりますが、
エアコンやパワステ、パワーウインドウ(前席)、キーレスはもちろん、最新の先進運転支援システムまでも揃っています。
99万2200円(税込)という価格と基本性能を考慮すれば、普段の足として使うには必要十分ともいえるでしょう。
かつての軽自動車では100万円を切るモデルは多数存在していましたが、今ではピクシスエポックとOEM元であるミライースのみとなってしまいました。
どうしても新車が必要だけれども、最小限の装備でよく、なるべく出費を抑えたいというのであれば、ピクシスエポックはコスパに優れ、十分に選択肢になりうるモデルといえます。
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-