※7/16(水) 14:30配信
読売新聞オンライン2027年度末に車両の生産を終了する――。経営再建中の日産自動車(横浜市西区)が、追浜工場(神奈川県横須賀市)についての結論を発表した15日、存続を望んだ地元には落胆の声が広がった。事実上の「閉鎖」で、子会社の日産車体の湘南工場(平塚市)でも日産車の生産終了が明らかになり、神奈川県内経済への影響は避けられそうにない。
日産のイバン・エスピノーサ社長が15日午後、追浜工場を訪れ、従業員数百人を前に直接、車両生産終了を伝えた。同工場関係者の40歳代男性は「厳粛に受け止めた。従業員のサポートを最大限するということなので見守りたい」と話した。
同工場は1961年の操業開始以来、横須賀経済の中心にあった。同社によると、約2400人の雇用を抱え、これまでノートなどの大衆車1780万台以上を世に送り出してきた。
影響は「城下町」全体に広がりそうだ。日産の下請け企業に部品を納入している岡田電機工業(横須賀市)の岡田英城社長(64)は、「これまでは苦しくても、人気車種が出れば注文増につながる期待があった。そんなチャンスさえもなくなる」。工場近くの弁当店の店長は、「歴史のある工場で、追浜にとって特別な存在だった。経営にも打撃で、ショックが大きすぎる」とうなだれた。
横須賀市の上地克明市長は「日産には工場跡地をどう活用するかも含め、速やかに公表していただきたい」とし、「影響が最小限となるよう、支援や対応に全力を尽くす」とコメントした。横須賀商工会議所の平松広司会頭は「従業員が解雇された場合は対策が必要。具体的な動きがあれば、商議所で会員らに説明会を開きたい」と語った。
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日産「城下町」に衝撃、横浜市は対策本部を設置…追浜工場近くの弁当店「ショック大きすぎる」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース https://share.google/4428eEqijpxcnwIMF
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-