ホンダが8年ぶりの鈴鹿8耐優勝、カワサキは連覇ならず2位に

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第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースが3年ぶりに開催され、#33 Team HRCが優勝した。ホンダ勢としては8年ぶりの鈴鹿8耐優勝となった。

HRCは今回ワークス体制で出場し、Moto2優勝経験者で開発ライダーを務める長島哲太、BSB(ブリティッシュ・スーパーバイク)参戦中の高橋巧、元MotoGPライダーでスーパーバイク世界選手権にホンダから参戦するイケル・レクオナという強力なメンバーを揃えた。

レースはスタート直後こそ#5 F.C.C. TSR Honda Franceに先頭を奪われる場面もあったが、展開が落ち着いたあとは#33 HRCが首位に立ち、そのポジションを譲らずに快走。ピット作業でもトラブルなど無く快調に8時間を走り切り、最後は長島が走行を担当してトップでチェッカーフラッグを受けた。なおホンダ勢としては8耐で優勝するのは2014年以来のことで、実に8年ぶりだ。

2位は2019年以来の連覇を狙い、スーパーバイク世界選手権からジョナサン・レイを始めとしたライダーを招聘した#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H。しかしセーフティカー出動時の位置や、レイの転倒が響いて#33 HRCとの差を広げられることとなり、2位でレースを終えた。

3位はFIM EWC(世界耐久選手権)レギュラー参戦の#1 Yoshimura SERT Motul(渡辺一樹/ブラック・グレッグ)。終盤まで#7 YART – Yamaha Official Team EWCに先行を許していたが、その#7 YARTヤマハが残り1時間というタイミングで転倒したため、#1 ヨシムラSERTが表彰台の一角を手にすることとなった。


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Source: バイク速報

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