制服警察官にヘルメット、来年4月から警視庁が導入

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警視庁は来年4月1日から、全ての地域警察官に自転車用のヘルメットを導入し、着用させる方針であることが20日、警察関係者への取材で分かった。来年4月に施行される改正道交法で、全年齢の自転車利用者でヘルメットの着用が努力義務化されることに合わせた取り組みで、警察官が都民の模範となることで自転車用ヘルメットを浸透させることを狙う。他の道府県警でも、自転車用ヘルメットの導入を検討している。

新しく警視庁に導入されるヘルメットは、白色で、正面に警察の記章がついている。左右の側面には「警視庁」、後ろにも「POLICE」と記載。警視庁では約1万4800個を準備し、今年度中に交番などで制服で勤務にあたる地域警察官全員に貸与。来年4月1日から自転車に乗る際に着用する。

道交法ではこれまで、13歳未満の子供が自転車に乗る際、保護者がヘルメットを着用させる努力義務があった。改正道交法は20日、来年4月1日に施行されることが決まり、全年齢でヘルメット着用が努力義務となる。

警視庁ではこれまで、地域警察官が制服で自転車に乗る際は都条例に従い、緩衝材が入った制帽を着用。改正法の施行に合わせ、ヘルメットの着用に切り替える。地域以外の部署でも、順次、ヘルメットの導入、着用を進める。

警視庁交通総務課は「地域の警察官がヘルメットを着用する姿を見せることで、都民にも安全に気を付けてもらいたい」としている。

https://www.sankei.com/article/20221220-LY5SMWYLFFPERFPLJUP5XXRT3Q/


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Source: バイク速報

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