視力検査のアレ、実は日本のメーカーの著作物だった

24348177_s

「イーロンマスク様へ 
この気球の画像見たことありますでしょうか。もし一度でも見ていただけていましたら幸いでございます。
実は弊社の著作物でして。そうなんです!色んな国で見られてるんです!なので…分かってます。図々しいことは百も承知でお願いしております。どうか金色マークをどうか…」

企業のアカウントが青色から金色の認証マークへと変更されるにあたって、青色のままだったことを受け、「G-SQUARE」の公式アカウントが投稿。こちらでは、眼科医療機器メーカーの「ニデック」(愛知県蒲郡市)が開発したゲーム用次世代メガネについて発信しています。

紹介されていた画像は、直線道路の先に気球が写っている図表「気球チャート」。眼科やメガネ店、学校の眼科検診など、近視や乱視などの度合いを調べるための検査機「オートレフラクトメータ」で使われている、おなじみの“アレ”です。どのような経緯で作られた画像なのか「G-SQUARE公式アカウント」の中の人「Gさん」に話を聞きました。

no title

この画像の制作会社を知った人からは「え?!そうなんですか?!」「先週みたよ アメリカの眼科で!」「毎年見ていたのはこの会社のモノだったのですね。」「眼科の検査で見ました」「眼科行くときいつもお世話になっております」などと驚きの声が挙がり、約8万のいいねがつきました。

なお、日本のみならず海外でも見つめられ続けている気球の画像は、ニデック製品にのみ採用されているのだそう。Gさんとニデックの広報部に詳しく話を聞きました。

「実は合成です」
――画像はどこの風景?

「アメリカ合衆国アリゾナ州の直線道路です。創業者の留学先がアメリカだったことや、創業者の目標が世界最大の医療機器市場であるアメリカでナンバーワンになることなど、同国に強い思いを抱いていた背景もあり、1990年より採用しております。

実は、気球は道路の画像と合成しています。道路だけですと遠くは見やすいのですが、眼球が左右に動いて視線が定まらなく測定しづらいため、眼球が静止しやすい、目立つ気球を中心に配置しました」

https://maidonanews.jp/article/14794704?page=1


続きを読む
Source: バイク速報

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク