ヤマハ「NIKEN GT」がフルモデルチェンジ、888ccに排気量アップ・新フレーム、ナビ機能対応TFTメーターなど

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ヤマハ発動機は2023年7月7日、三輪の大型モーターサイクル「NIKEN(ナイケン)GT」をモデルチェンジし、受注生産にて販売を開始した。

■より大型のエンジンを搭載しドライバビリティーを向上
ナイケンは、ヤマハが「LMW(Leaning Multi Wheel)」と呼ばれる独自技術を取り入れて開発したフロント二輪の大型バイクとして、2018年に登場。三輪のモデルでありながら、コーナーでは通常のモーターサイクルのように車体を傾けることができ、既存のモデルにはない高い走行安定性とスポーティーな走りを両立していた。2019年には、同車をベースに大型のウインドスクリーンなどを備えたツーリングモデル、ナイケンGTが登場。現在はこちらのモデルのみが販売されている。

今回のモデルチェンジでは、「Evolution for high-end touring」をコンセプトに開発を推進。長距離ツアラーとしての快適性と積載性の向上が図られている。

従来型からの変更点は多岐にわたり、エンジンについては845ccから888ccに排気量を拡大した直列3気筒ユニット「CP3」を採用。より余力のあるパワーと、力強いトルクを実現したという。またクランクウェブの形状を見直すことで、クランク慣性モーメントを8%改善。各種制御や吸排気系とのマッチングを図りながらドライバビリティーの向上を図っている。さらに電子制御スロットルには「APSG(Accelerator Position Sensor Grip)」を追加し、よりナチュラルな操作性を実現したという。

カラーリングは新色の「ヤマハブラック」のみ。価格は220万円。

【主要諸元】
・ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2150×875×1395mm
・ホイールベース:1510mm
・シート高:825mm
・重量:270kg
・エンジン:888cc 水冷4ストローク直列3気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)
・最高出力:116PS(85kW)/1万rpm
・最大トルク:91N・m(9.3kgf・m)/7000rpm
・トランスミッション:6段MT
・燃費:18.4km/リッター(WMTCモード)

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https://www.webcg.net/articles/-/48555


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Source: バイク速報

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