暴走族や爆音バイクへの通報相次ぐ茨城

改造バイクで集団暴走したとして、茨城県警は８日、水戸市やひたちなか市などの１６～１８歳の高校生ら６人を道路交通法違反（共同危険行為等の禁止）容疑で逮捕・送検し、１５～１８歳の高校生ら５人を同容疑で書類送検したと発表した。１１人は容疑を認め、「パトカーとの追いかけっこが楽しかった」などと供述しているという。

　発表によると、１１人は昨年９月９日午後１１時頃、大洗町の国道５１号などでバイク６台に分乗し、約６・６キロにわたって信号無視や蛇行運転を繰り返したり、爆音をたてて走行したりするなどした疑い。バイクに消音器は付いていなかった。１１人は友人同士で、うち７人は既に保護観察処分となっている。

　県内では暴走族や爆音バイクなどの取り締まりを求める通報が相次いでおり、昨年１年間の通報件数は計１９９８件と、前年から約４６０件増加。県警が取り締まりを強化している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/46c71ca78d06e73748e26b9bf55bca61c5cebb00