自宅のガレージを撮影している防犯カメラに映っているのは、黒いランドクルーザーに近づく複数の不審な人物。
すると突然、怪しい人物の1人が柵の上に登り始めました。何をしているのでしょうか?別の防犯カメラでは、登った一人の行動が確認できます。
登った人物は防犯カメラの電源を落としていたのです。
周辺の防犯カメラにはその後の様子も撮影されていました。フードをかぶった3人は一旦、車道の奥に止まっている白い車の方へ。再びランドクルーザーの周りに戻ってきた人物の手には、長い棒のようなものが握られています。
1人はランドクルーザーのフロント部分でしゃがみこみ、何やら作業をしています。
そして、ボンネットを開けました。
ボンネットが開いた直後にヘッドライトか点灯し、ランドクルーザーはそのまま走り去っていきました。
めざまし8は、盗まれたランドクルーザーの持ち主を取材。持ち主は盗難防止のために、いくつかの“防犯対策”を講じていました。
ランドクルーザーの持ち主:防犯カメラで録画するようにはしてました。こことここで2カ所、それと、あそこですね。
持ち主によると、ランドクルーザーのガレージには3つの防犯カメラを設置していたといいます。
ランドクルーザーの持ち主:最初にこの2カ所の防犯カメラを切って、脇から入ってきて正面の防犯カメラを抜いた感じです。
持ち主はこれだけでなく、さらに対策をしていました。
ランドクルーザーの持ち主:
鍵も電波走っちゃうから、それもボックスに入れて、電波が出ないボックスには入れてたんですけれど…。
防犯のため、スマートキーの電波を遮断する箱に鍵を入れ管理をしていたといいます。
これに加えてさらに対策が。
ランドクルーザーの持ち主:
ハンドルロックを2つつけておいてました。
やっぱりランドクルーザーは、盗難に遭いやすいっていうのを知ってたので、そのくらい多少なりともしとけばっていう気持ちで。
いくつもの対策をしていたにもかかわらず、愛車のランドクルーザーはなぜ盗まれてしまったのでしょうか。
自動車生活ジャーナリスト 加藤久美子さん:
ヘッドライトの裏側にある装置、それを繋いでエンジンをかけた。非常に増えていますね。手口としては。何らかの方法でドアロックを解除して、ハンドルロックを切断していると思います。
自動車生活ジャーナリスト 加藤久美子さん:
(エンジンの)点火信号の電気の流れを止めるスイッチを付けると、エンジンがかからないような仕組みを作るということ。そういうことを整備工場に行って相談すれば分かってくれると思います。
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Source: バイク速報